空き家を放置することのリスク7つ

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使っていない空き家を放置していると、様々なリスクが伴います。

このページでは空き家を放置しているとどのようなことが起こるのかご紹介します。

放火されやすい

空き家は放火されやすく、家事の中でも放火によるものがとくに多くなっています。

次のような空き家は放火されるリスクが高いです。

  • 木造りなど燃えやすい家である
  • ゴミなど燃えやすい物が放置されている
  • 通行人が少なくて人の目に触れにくい

倒壊しやすい

空き家は古いものが多く、倒壊しやすいのです。

昭和56年に耐震基準が改正されるよりも前に建てられた建物は、古い耐震基準で建てられているため倒壊しやすくなっています。

新しい耐震基準で建てられている場合でも、空き家になったことで、柱や基礎が急速に劣化している可能性があります。

損害賠償のリスクがある

空き家はメンテンナンスが行き届かないため、次のように人や物を傷つけてしまうことがあります。

「老朽化で瓦が滑り落ちてしまい、通行人がケガをしてしまった」

「台風で門扉が飛ばされてしまい、車の窓ガラスを割ってしまった」

空き家のメンテンナンス不足で人や物を傷つけてしまった場合、建物の所有者が賠償責任を負うことになります。

資産価値が低下する

建物の資産価値は時間の経過とともに低下していくため、空き家を放置していると資産価値が低下します。

一般的な木造住宅の資産価値の寿命は25年程度とされています。

税金で出費が増える

不動産を所有していると、固定資産税や都市計画税を支払わなければなりません。

納税金額は建物の価値によって異なりますが、一年に納める金額が100万円以上と高額になることもあります。

使っていない空き家の税金を毎年払い続けることになり、無駄な出費が増えます。

犯罪者の住処になる可能性がある

空き家が遠方にある場合、いつ誰が建物に忍び込んでいたとしても気がつくことができません。

空き家に逃亡中の犯罪者が住み着いてしまう可能性もあります。

実際に2018年4月には新潟県の空き家に逃亡中の受刑者が住み着くということがありました。

不法投棄でゴミのたまり場になる

空き家に不法投棄され、洗濯機や冷蔵庫、タイヤなどの粗大ごみが山積みにされることもあります。

ゴミを撤去する責任は不法投棄をした人に課せられますが、不法投棄の犯人が見つからない場合はゴミを不法投棄された場所の所有者が撤去する責任を負うことになるのです。

まとめ

このページでは空き家を放置することのリスクについてご紹介しました。

使っていない空き家を放置していると、放火や倒壊など様々なリスクが伴います。

損をしないよう、空き家は放置せずに取り壊すか他のことに活用しましょう。

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